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昨年完成した短編アニメーション”Vita Lakamaya”がベルリン国際映画祭短編部門にノミネートとなりました。ありがとうございます。
さて、ノミネートしたのはいいんですが、このタイトル、少々ややっこしい。読み方もややっこしいですが(ウィータ・ラカーマヤと読みます)海外の映画祭関係者から制作年についての問い合わせが少々あったため、ここで簡単な説明をしておきたいと思います。 話は二十年前に遡ります。”スタジオマンゴスチン”の前身である”マンゴスチン”で、作家仲間を集めて「ピュートルストーリー」と言うCD-ROMタイトルを制作しました。(詳細はこちら) 幸運にも販売会社が現れめでたく1996年発売となった訳ですが、その「ピュートルストーリー」の物語のバックグラウンドとなったのが「ウィータ・ラカーマヤ」と呼ばれる世界でした。それ以降、スタジオマンゴスチンで発表するアニメーションや展覧会、ウェブページ、小説、DVD等、これまでに活動してきた様々な場でこの「ウィータ・ラカーマヤ」という名称は繰り返し使用されることになります。 アニメーション版の「ウィータ・ラカーマヤ」は2015年ですが、それ以前にも同じ名称が存在するため、制作年において戸惑う人があったようです。(実際2014年の「ハンズボン映像展」では制作途中だった”Vita Lakamaya”(ver.1)を一部上映しました。) さて、そんなややこしい「ウィータ・ラカーマヤ」を新作のタイトルに選んだ理由ですが、ここらで一旦短編アニメーションに一区切りをつけたいと思い、描き続けてきた世界そのものをタイトルにすることにしました。20年の節目ということもありますが、気持ちの上ではシリーズ最終回と言ったところです。 今後、スタジオマンゴスチンがどのような展開をするかは未定ですが、まあ、ゆっくりのんびりコツコツと何かを作っていくのは変わりないと思います。僕らが暮らすこの世界が今後どう変わっていくのか、予想することは難しいですが、時代を経ても変わらぬものがあると信じています。
by mangost
| 2016-02-03 23:13
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