マンゴスチンブログ
by mangost
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カテゴリ:Film( 24 )
Coca-Cola en la sangre
ベルリナーレショートでうちと同じプログラム上映だったメキシコのRubén Gámez監督。(2002年に亡くなっており、映画祭には監督の娘さんが参加)その監督の1964年の作品 ”Coca-Cola en la sangre”(血のコーラ)を発見。興味深いです。
40分を複数のエピソードでつなぐ構成で、米国経済の侵入によって喪失していく、メキシコのアイデンティティーの有り様を、ユーモラスにそしてグロテスクに描いています。

果たして”血のコーラ”から50年後の現在のメキシコはどう変わったのか、日本にとっても無関係ではない話。


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by mangost | 2016-03-22 00:37 | Film | Comments(0)
映画「東京裁判」
新文芸座にて小林正樹監督「東京裁判」を観る。
4時間以上に及ぶ長編映画だが興味深く見ることができた。裁判の進行を軸として当時の世界の動向を俯瞰してみることができたのもその理由の一つだが、何よりも戦犯として起訴された人物とそれを取り巻く人々の「人」としての存在感、つまりは喋り方や顔の表情、体の動きを目の当たりにすることで感じるものが、単なるドキュメンタリーを越え、一つの”物語=映画”としてのレベルに達していたせいかもしれない。
(ドキュメンタリーほど嘘をつくとはよくいったもんだが、それは批判的な意味だけではない)

”個”である人が世界とつながるとき、そこには自分自身で制御できない何かしがらみのようなものが生まれるのだろう。それをどう解釈し、どう折り合いをつけるのか、その判断で”人”は別の何かに変わっていくのかもしれない。

近代以降日本はこれまで様々な矛盾を抱えたままで過ごしてきたわけだが、われわれ日本人はだれもその矛盾と向き合うことをしてこなかったのではないだろうか。この東京裁判も然りである。
そして、その”付け”が、今になってようやく回ってきたように思えてならない。

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by mangost | 2015-07-27 02:56 | Film | Comments(0)
セバスチャン・サルガド
写真家”セバスチャン・サルガド”のドキュメンタリー映画。監督はヴェンダースとサルガドの息子。
昨年のカンヌで話題を読んだことで知られているが、日本ではこの夏公開。
非常に楽しみ。

「セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター」

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by mangost | 2015-06-11 20:46 | Film | Comments(0)
ザ・トライブ
昨日観たミロスラヴ・スラボシュピツキー監督「ザ・トライブ」。
登場人物は全て聾唖者、台詞無し、字幕無し、音楽無し。この無い無い尽くし効果のお陰で、描写されるシーンの音が普通の映画以上にどんどん耳に入ってきます。まるで音を聞くための映画の様にも思えたのですが、この音は登場人物には全く聞こえてないと言うことに気づいた途端、妙な感覚に陥ります。そして丁寧なカメラワークにいきなりの暴力描写。このいきなりってのが”演出の”いきなりじゃなく”自然の”いきなりと言うか、おそらく聞こえる、喋れるが当たり前の感覚の人にとっては”いきなり”になるんだと思います。だから見てる方はかなり痛い。こんな暴力の見せ方ってのもあるんだなと。物語自体はよくありそな話でしたが、それでも見終わってからグサリと深い傷が残るような映画でした。次回作も進んでいるようで、今から楽しみです。


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by mangost | 2015-05-22 21:17 | Film | Comments(0)
映画「みつばちの大地」

冒頭のショットから驚愕の映像を見せつけられた。観客は、日常では決して見ることができないミツバチの世界をミツバチの視点で見続けながら、それと平行するように蜂群崩壊症候群の背景を徐々に知っていくことになる。養蜂家による抗生物質投与、農薬、近親交配、寄生虫、そして何よりモノカルチャーとして一元化された巨大農場。監督は言う、「農場はミツバチの力を借りているが、この農場がミツバチにとって一つの脅威になっている。農場は人間にとって有用でない薮や茂みなどの手つかずの自然を消して行き「種の多様性」は合理化の名の下に駆逐されていく。「世界を貧困から救うため」という名目で農場はますます全体主義的になっていく。」

岩波ホール、7月11日まで。






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by mangost | 2014-06-26 22:37 | Film | Comments(0)
This Is What War Does To A Child
NGO団体"Save the Children"によるショートフィルム。常に戦争は弱いものから傷ついていくという事実。ドキュメンタリーなのかどうかはさほど重要ではない。


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by mangost | 2014-03-12 01:52 | Film | Comments(0)
映画「さよならアドルフ」
ケイト・ショートランド監督「さよならアドルフ」(原題”LORE")を鑑賞。台詞も少なく、説明的なカットもほとんどない。恐ろしいほどの美しさを持った映像が眼前に迫り来る映画。ここから何を感じ、何を思考できるのか、観客が試されている。
原作はレイチェル・シーファー「暗闇のなかで」

公式サイト「さよならアドルフ」


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by mangost | 2014-01-27 17:47 | Film | Comments(0)
床屋のチャーリーのスピーチ
   映画「独裁者」(wikipedia)
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by mangost | 2014-01-04 22:59 | Film | Comments(0)
ホーリー・モーターズ
レオス・カラックス監督「ホーリー・モーターズ」鑑賞。映像の持つ繊細さとスピード感が絶妙で、ひさびさに畳み掛けられた感じ。
ぼくらはいつも「見えない」カメラの前で演技を強いられている。
そしてそれは死んでも終わる事がない。


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by mangost | 2013-12-19 23:13 | Film | Comments(0)
映画「ファン・ゴッホ」
イメージフォーラムにてモーリス・ピアラ監督「ファン・ゴッホ」鑑賞。ゴッホの晩年が丁寧に描かれた素晴らしい映画!のはずが、役者が老けているのがとても気になってしまう映画!でもありました。37で死んだゴッホですが、役者はどう見ても40後半。映画の中の「45才?」「37才だよ」って台詞に失笑。さらに弟のテオは4つ下なので33という設定でしょうが、こちらもかなり老けて見えます。役者の年齢設定なんてのは気にすると際限ないんでしょうが、印象というのも一方では大事なものだと思います。
作品は良いです。

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by mangost | 2013-11-28 22:56 | Film | Comments(0)