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”Vita Lakamaya”(ウィータ・ラカーマヤ)の上映が決まっている映画祭がいくつかあるので告知しておきます。
"FANTOCHE"と "Pacific Meridian" は残念ながらアウトオブコンペでの上映になりますが、どちらの映画祭も様々なプログラムが組まれており、興味深い映画祭です。札幌ではコンペでの参加になります。今回で三回目となる映画祭ですが、2010年のベルリン国際映画祭参加のきっかっけとなったのがこの札幌国際短編映画祭なので、うちにとってはとても重要な映画祭です。そして多くの優れた短編映画に出会える国内の貴重な映画祭でもあります。楽しみです。 さらにスペインとUSAでの上映が決まっていますが、まだ公式発表前なので、発表され次第アップしていきたいと思います。
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by mangost
| 2016-08-30 15:27
| Film Festival
”Vita Lakamaya”がインドの映画祭”Bangalore Shorts Film Festival-16”でセレクトされました。6月12日より開催。
http://www.miniboxoffice.com/bangaloreshortsfilmfestival/ #
by mangost
| 2016-06-09 18:21
| Film Festival
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by mangost
| 2016-05-13 00:36
| Film Festival
5月24日、オランダのネイメーヘンという街で催される”Animated Shorts”にて”Vita Lakamaya”が上映されます。これは学生や子供達を対象に無償で短編アニメーションを見せるイベントを企画しているKloosterkino主催によるもので、今月は”Cultuur op de Campus”という学生主体?のイベントとコラボのようです。会場はDobbelmanという1910年築の古い教会が使われるようで、これもなかなか興味深いところです。
残念ながら現地に行くことは叶いませんが、こうして様々な形で自分の作品が多くの人の目に触れるのは大変嬉しいことです。 https://www.facebook.com/Kloosterkino/ #
by mangost
| 2016-05-05 00:53
フランクフルトの映画評論家 Dietmar Dath 氏が、ベルリン国際映画祭で上映された「Vita Lakamaya」と「Bai Niao」(Wu Linfeng監督)について書いた記事を、Midori Hiranoさん(平野みどり)に翻訳していただいたので、ここに記しておきたいと思います。
原文はこちら。http://blogs.faz.net/filmfestival/2016/02/15/kurz-ist-gross-599/ „Short is Big“ ベルリン映画祭で毎晩22時Cinemaxx3で何があるかと言うと、日頃なかなかお目にかかれないものが見られるのである - というのはつまり普通であれば制作にも上映にも条件が限られているような映画作品のことだ。 短編映画というのは、短いといえどそこに込められた意味は大きい - 例えば30分間に渡る中国のWu Linfeng監督の「Bai Niao(White Bird)」。 ある若者がシャワーを浴び、床屋に行き、クラブを徘徊し、そしてベットに横たわる。しばらくしてアメリカから訪ねてきた従姉妹に会う。彼女の髪は雨の中で見るとまるでスクリーンに墨を掛けたかのように黒い。 プログラムノートを読んでいなければ、その若者がHIV感染者であるとは思いもよらなかっただろう。映画の中ではほんの僅かなヒントが読み取れるのみである。もう一人の登場人物が彼から水が入ったボトルを受け取った瞬間、感染を恐れるような発言をするのである。この30分間はある一つの巨大な世界であり、またそれ以外には何も見えず、どれだけ深くて遠いのかも全てがぼんやりとした世界。中国の夜の街に光るネオンライトは私達(ドイツ)の所で見えるものとは確実に違うのは明らかだ。赤色はより慎ましく、緑色はより不安げ、オレンジ色はより土着的に見えるが、それは彼らが孤独だからだろうか、彼がもし病気を患っていなかったとしても、その驚くほどに静かな存在感を持つが故にあえて孤立を求めるからであろうか、それとも彼ら二人が最後の数分間に濃厚で挑戦的ともいえる接触を行ったからであろうか? 雨のあと。彼女は白いハンドタオルと共に彼を優しく包んだかと思うと、エンドロールが始まり、タイトルの「White Bird」が映し出される。その後暖かいタオルに包まれた身体が詩的とも言えるほどに最後のシーンとして現れ、話の幕を閉じる。 日本の泉原昭人監督の8分間の作品「Vita Lakamaya」はまたガラっと異なり、生き生きとチョークで描かれたような古典的且つ脈動感のあるアニメーションである。オープニングではまず黒い画面に走り書きされたような文字で、アナログとデジタルの向こう側にある国に息づく生命を物語るタイトルが現れる。 一匹の猫のようでもあり狐のようでもあり人間のようでもある動物が森の中で葉の間に埋もれるようにして安らかに、しかし何となく悲しそうに眠っている。その上をあらゆる種類の虫達が飛び回っている。カメラはスクリーンの下に映し出されている頭から始まり、非常にゆっくりと上へ上へと動いてゆき、やがて奇妙な衣服を纏ったモグラのようなネズミのような、ハムスターのような、はたまたハインツェル小僧の一族のような者達が何かの儀式にも見える行列を成して通り過ぎるところに遭遇する。また、そこを魚達が訝しげにするするとすり抜けてゆく。すると胎児のような形をしたハチがそこに現れる。もし宇宙にお臍があったとしたら、こんな様相をしていたのではないだろうか。その次に見えるのは足 ー それは二匹目の猫狐人間、もしくは一つの生命と消滅のサイクルの終わりの始まりなのだろうか、とにかくその生き物は青い髪をしていて、その周りにある落ち葉は茶色に染まっている。 これらの映画を観ていて、頭の中に身の毛がよだつような感じがするのは一体何なのだろう?映画祭が終わってしまえば、おそらくこの種の旅をこんな風に夢想できる事は無いのではないだろうか。もしかしたら短編映画をまとめたDVDやインターネットでも観られるのかもしれないが、とはいえこのような優しく且つ辛辣さも兼ね備えた希少性の高いものを鑑賞した後に感じられる喜びには得難いものがあるし、映画館で観客が拍手するのを聞いて、我々はこう思うだろう ー そう、この拍手、まさにこの感じ。山上の垂訓はもしかするとこう言うだろうか?「短編映画は最も偉大なものと成る」 Dietmar Dath #
by mangost
| 2016-04-14 02:08
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